こんばんは、寒い日が続いていますね。
今日は、関節を鳴らす行為についてお伝えします。
手首をポキッと鳴らしたり、首を曲げて鳴らしたりしてしまうこと、よくありますよね。
これは、骨の周囲の軟骨などをわずかに破壊したことから鳴る現象です。
弱い軟骨が損傷し、傷ついた軟骨が修復されていくうちに、太くなります。炎症も少しですが起こっています。
肩こりなどで辛くなってくると、首をポキッとやってしまう。これも、わずかながら、周りの軟骨を傷つけています。
そのため、一瞬気持ちよくなりますが、あまり首のコリなどの解消にはなっていません。
それどころか、細い血管に影響を与えることがあります。椎骨動脈などに影響を与えて、血栓を作り、循環器系に影響を与える恐れがあります。
首をポキッと鳴らす行為は、骨の周囲の軟骨に、わずかですが影響を与えます。また、長期的に行っていくと、脳卒中の原因にもなるといわれています。
最近、首ポキの施術を行うお店が減ったのは、そういう危険を考えてのことかもしれません。
関節を鳴らすことは、一瞬気持ちのいいことですが、リスクもあるので気をつけたいですね!
鳴らすのではなく、伸ばしてみる。首のストレッチは、首疲れの解消に有効です。
それでもおさまらない時は、マッサージなどを受けに行ってみるのはいかがでしょうか☆
坂下